小規模土工におけるICT活用のポイント

【3分でわかる】
メリハリをつけたICT活用法とは?

「土工のICT化に興味はあるけど、
正直ハードルが高い・・・」
そんなお悩みをお持ちの方へ、
まず最初に取り組むべきことを
分かりやすく解説します!

ICT施工の現状

国土交通省直轄土木工事におけるICT施工の実施率は年々増加してきており、
2022年度は公告件数の約9割でICT施工が実施されました。
一方で、地方自治体の公告工事や小規模土工では、実施率は約2割と伸び悩んでいる状況です。

ICT施工の実施率 ▼ 国土交通省直轄土木工事84% ▼ 都道府県・政令市直轄土木工事 21%

※)国土交通省 ICT導入協議会資料より

地方自治体の土木工事で、ICT施工の実施率が低い理由とは?

  • 理由
    • 地方自治体の工事では、小規模の施工数量の現場が多い。
      積算上は、土量に対する計上となり、ICT施工の導入コストとのバランスをとることが難しい。
    • さまざまな工種が組み合わさった工事が多い。
      土工事だけを中心に実施できない場合もあり、ICT機器の拘束日数が増える場合がある。
  • 問題

    いきなり高価なレーザースキャナ・UAV・ICT建機を導入しても費用対効果が出にくい・・・

  • 改善策

    ステップを踏んだICTの導入を!

    いきなり全面的なICT活用工事を実施するのではなく、身近な作業を効率化することから始めてみませんか?

小規模工事に無理なくICTを導入するためのステップ

まず最初に取り組むべきは
「3次元設計データ」の作成です!

  1. STEP1

    3次元設計
    データ作成

  2. STEP2

    ICT機器の有効活用

  3. STEP3

    ノウハウの蓄積

  4. STEP4

    さらなるICT機器
    の有効活用

3次元設計データとは?

3次元設計データの活用メリット

  • MERIT1

    出来形/出来高管理が効率化!

    3次元設計データの活用により出来形と出来高の管理が効率よく行えるようになります。これにより工事の進捗具合や出来形を面的かつ精度良く把握することが可能なだけでなく、工事成績アップにもつながります。

  • MERIT2

    測量業務の省力化につながる!

    3次元設計データを入れたモバイル端末などの機器を使って計測すれば、事前の測量計算が不要となり、任意の位置でも設計データと計測結果の差がリアルタイムにわかります。
    これにより日々の測量業務の時間を大幅に短縮できます。

  • MERIT3

    ICT施工が実施できるようになる!

    3次元設計データをUSBメモリやクラウドを介してICT建機に取り込むことで、ICT施工が可能になります。ICT建機で施工状況を正確に把握することにより、丁張りや検測の手間を大幅に減らすことができます。

  • MERIT4

    正確な土量計算ができるようになる!

    UAV(ドローン)やTLS(地上型レーザースキャナ)で取得した3次元の点群座標から作成した現況面データと3次元設計データを比較することで、切り盛り量を自動で計算できます。正確に土量を計算することで工事の進捗確認や運土計画などに活用できます。

実際に3次元設計データを作ってみましょう

CADデータの知識ゼロ&ICT活用工事未経験の、コベルコ建機日本の女性従業員が実際に3次元設計データ作成にチャレンジ!詳細は動画をご覧ください。

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